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IHクッキングヒーター

IHクッキングヒーターの設置費用はいくら?自分で取り付けできる?

IHクッキングヒーターを設置にかかる費用はいくら?自分で取り付けできる?

寿命によるIHクッキングヒーターの交換、安全のためやオール電化にするために、ガスコンロからIHクッキングヒーターに交換を検討されてる方が増えてきています。

また、自分で、交換・設置はできるのか、業者に依頼をするしか方法はないのか気になるところですよね。
そこで今回は、IHクッキングヒーターの設置にかかる費用や自分で設置は可能なのかについてご紹介します。

IHクッキングヒーターの設置が
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IHクッキングヒーターについて

IHクッキングヒーターの仕組み

IHクッキングヒーターの仕組み

参考:三菱電機

『IH』とは、Induction Heating(インダクションヒーティング)を略したもので、電磁誘導加熱のことです。

トッププレートの下にある、磁力発生コイル(誘電加熱コイル)から磁力線が発生し、この磁力線が金属の鍋底を通過する時にうず電流に変わり、その電流の抵抗によって「鍋底自体が発熱する」という仕組みになっています。

設置タイプは2種類

ビルトインタイプIH・据え置きタイプIH

IHクッキングヒーターの交換・設置には、システムキッチンに組込む「ビルトインタイプ」とコンロ台にのせて使用する「据え置きタイプ」の2種類の設置タイプがあります。

ビルトインタイプ

ビルトインIHクッキングヒーター

システムキッチンに組み込むタイプです。
キッチンの見た目はスッキリ、またフラットな形状なのでお手入れがしやすいのが特徴です。

しかし、据え置きタイプに比べると高機能なため、費用は高めです。
見た目やお手入れのしやすさにこだわるならビルトインタイプがオススメ。

据え置きタイプ

据え置きIHクッキングヒーター

コンロ台の上にのせて設置するタイプです。
賃貸住宅に多く見られ、低価格・低機能で2口タイプが主流になっています。

単相200Vのコンセントがあれば簡単に設置可能ですが、天板とキッチンのすき間に調理カスやホコリなどがたまりやすいデメリットがあります。

メリット

・火を使用しないため、火災や一酸化炭素中毒の心配がない
・ガスコンロより火力が強い
・お手入れが簡単
・火力が安定している
・調理の中、キッチンが暑くならない

デメリット

・調理器具に制限がある
・鍋振りができない
・停電したら使えない
・炙りや焦げ目を付ける料理ができない
・電磁波がペースメーカーに影響を与えてしまう可能性がある

IHクッキングヒーターの設置にかかる費用

IHクッキングヒーターからIHクッキングヒーターへ交換

IHクッキングヒーターからIHクッキングヒーターへ交換

ビルトインタイプ

設置にかかる費用は約1万5千円前後になります。
ビルトインガスオーブンも一緒に交換する場合は、5万円前後の費用がかかります。

IHクッキングヒーター本体を含めた費用

ハイグレードタイプ 約25万前後
ミドルタイプ 約15万前後
スタンダードタイプ 約8万前後
【工事の流れ】
1、コンセントを外す
2、既設IHクッキングヒーターの取り外し
3、新しいIHクッキングヒーターの設置
4、コンセント接続

交換時間は1~2時間程度です。

・据え置きタイプ

コンセントを差し替えるだけなので、特別な費用は必要ありません。

IHクッキングヒーター本体費用

ハイグレードタイプ 約15万前後
ミドルタイプ 約10万前後
スタンダードタイプ 約6万前後

ガステーブルからIHクッキングヒーターへ交換

ガステーブルからIHクッキングヒーターへ交換

ビルトインタイプ

200Vの電源工事や配線工事、ガス栓の撤去が必要になり、設置工事費は約5万円前後になります。

分電盤にIHクッキングヒーター用の200V電源があれば電源工事や配線工事は必要ありませんが、用意されてないことの方が多いです。

IHクッキングヒーター本体を含めた費用

ハイグレードタイプ 約30万前後
ミドルタイプ 約20万前後
スタンダードタイプ 約12万前後

据え置きタイプ

据え置きタイプもビルトインタイプ同様、200Vの電源工事が必要です。

IHクッキングヒーター本体を含めた費用

ハイグレードタイプ 約25万前後
ミドルタイプ 約15万前後
スタンダードタイプ 約8万前後

ビルトインタイプ・据置タイプ共通

【工事の流れ】
1、ガスコンロからガス配管を外す
2、既設ガスコンロの取り外し
3、電気工事
4、ガス器具の配管撤去及びガス管の封止の工事
5、ガス漏れ検査
6、新しいIHクッキングヒーターの設置
7、コンセント接続

200Vの電気工事について

①引き込み口配線(幹線)の確認
200VのIHクッキングヒーターを設置するには、単相3線式配線で給電されている必要があります。
「単相2線式配線」の場合は、「単相3線式配線」に切り替え工事を依頼しましょう。

②契約容量(アンペアブレーカー)の確認

分電盤のアンペアブレーカーの容量が50A未満の場合は、アンペアブレーカーの交換が必要です。

③分電盤の空き回路の確認

分電盤に200VのIHクッキングヒーター専用回路を設置する空きが無い場合は、回路増設、
もしくは分電盤の回路数が多いものに取り替える必要があります。④IHクッキングヒーター専用のコンセント設置
分電盤に200VのIHクッキングヒーター専用回路を設置します。
分電盤からキッチンまで配線を伸ばし、IHクッキングヒーター専用のコンセントを設置します。
アース配線のため、D種接地工事が必要になります。

⑤ガス配管の撤去工事

ガス配管が設置場所にある場合は、ガス器具の配管撤去及びガス管の封止の工事が必要です。
ガス事業者に工事を依頼しましょう。

※ここでご紹介している工事費は目安になり、設置業者や地域によって異なる場合があります。
また、ご家庭内の電気の配線状況により電気工事費が大幅に変わる可能性がありますので、設置をご検討の方は業者に見積りを依頼しましょう。

IHクッキングヒーターを自分で取り付けることはできる?

考える女性

IHクッキングヒーターをご自身で交換・設置することは可能です。
ただし、ガスコンロからIHに交換の場合、電気工事やガス器具の配管撤去等が必要になりますので、専門の業者に依頼が必要です。
また、ガス事業者の承諾を得ないで(ガス配管、ガス栓、ガスメーターなど)を無断で変更・撤去することはできません。

LPガスの場合も有資格者でなければ、ガス設備を撤去できないという法律がありますのでご注意ください。
必ず、ガス設備の撤去や閉栓は、ガス事業者に連絡してください。

IHクッキングヒーターをご自身で設置される場合、下記の注意点があります。

ビルトインタイプ

施工業者

ビルトインIHクッキングヒーターは、質量が20㎏以上ある機種が多いため、IH本体の落下による故障や破損、怪我の恐れがあります。
IH本体落下によって、トッププレートが割れてしまったり、内部の基盤が破損してしまい使用できなくなる可能性があります。

ご自身のミスによって故障してしまった場合は、メーカーの修理対象外になりますので注意が必要です。
また、作業ミスによる感電の恐れもありますので、専門の業者へ設置の依頼をすることをおすすめします。
ご自身で設置される場合は、大人2人以上で作業しましょう。

据え置きタイプ

コンセント

IHクッキングヒーターからIHクッキングヒーターに交換する場合は、コンセントを差し替えるだけなので、ご自身で簡単に交換可能です。
ただし、質量が18㎏以上ある機種が多いため、大人2人で機器を運びましょう。

賃貸マンションでIHクッキングヒーターに交換することはできる?

タワーマンション外観

賃貸マンションでガスコンロからIHクッキングヒーターに交換可能かどうかは大家さん次第になります。
電気工事やガス栓撤去工事等が必要になりますので、勝手に交換することは出来ません。

IHクッキングヒーターに交換を検討している場合は、大家さんに相談してみましょう。

IHクッキングヒーターを安く賢く設置しよう

キッチン今回は、IHクッキングヒーターの設置にかかる費用や自分で設置は可能かどうかについてご紹介いたしました。

ビルトインIHクッキングヒーターは、ガスコンロよりも本体価格が高めですが、設置費用は少し安い傾向です。
据え置きIHクッキングヒーターはコンセントを差し替えるだけで簡単に設置できます。
ただし、ガスコンロから交換する場合は、電気工事等が必要です。

IHクッキングヒーターと言っても費用や設置タイプ、設置方法も様々です。
この記事を参考にして、ご家庭に合ったIHクッキングヒーターを選んでください。

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