ブレーカー(分電盤)の寿命は約13年程度です。
あなたのご家庭では、ブレーカーの交換をしたことがありますか?
寿命を迎えているブレーカーはいつ故障してもおかしくありません。
ブレーカーが故障してしまうと、電化製品が壊れてしまう可能性があります。
そこで、今回の記事では
- ブレーカー(分電盤)とは
- ブレーカー(分電盤)の交換するタイミング
- 交換する前に確認すること
早い!安い!ブレーカー(分電盤)の交換が
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ブレーカー(分電盤)とは?
電気を安全に使うために、電気回路で起こる過電流や短絡などの異常事故から電線を守る安全装置として取り付けられる装置のことです。
ブレーカーは、分電盤の中に収められており、左から「アンペアブレーカー」「漏電ブレーカー」「安全ブレーカー」の並び順で配置されています。
ブレーカーそれぞれの役割について解説します。
アンペアブレーカーは、そのご家庭が契約しているアンペア数を超える電気量を超えたとき、自動的に電気の供給を遮断させる役割を持つブレーカーです。
家全体の電気を管理しているので、このブレーカーが落ちると家全体が停電します。
漏電ブレーカーは、建物内の電気器具や配線の漏電を素早く感知、遮断し電気事故を未然に防ぐ役割を持つブレーカーです。
このブレーカーが落ちると、家全体の電気が停電します。
注意ポイント
漏電している機器が見つかった場合は、すぐに使用を注意してください。
分からない場合はご契約されてする電力会社に連絡しましょう。
安全ブレーカーは、家全体を管理しているアンペアブレーカーに対して、家庭の各コンセントまでの電気回路と接続しているブレーカーです。
電気の使い過ぎや電子機器がショートしてしまった場合に、安全ブレーカーが落ちて電気を遮断します。
ブレーカーの役割まとめ
- 「アンペアブレーカー」…家全体の電気を管理
- 「漏電ブレーカー」…建物内の電気器具や配線の漏電を素早く感知・遮断
- 「安全ブレーカー」…各コンセントまでの電気を管理
アンペアブレーカーがない分電盤もある!?
参考日東工業株式会社
近年では左の画像のようなアンペアブレーカーがない分電盤が設置されています。
電気メーターが「スマートメーター」になり、使用電流量の監視を行うことで、設定された契約容量を超えると自動的に停電します。
その後、10~15秒ほど間隔を空けて電気が復旧するので、ブレーカー自体の操作は必要ありません。
しかし、スマートメーターが短時間の間に作動が繰り返される場合は、異常状態と判断され電気が復旧しなくなる場合があります。
その場合は電力会社に連絡をしましょう。
また、漏電ブレーカーや安全ブレーカーが作動した場合は、自動的にスマートメーターが復旧を行わないので、手動で復旧をしてください。
ブレーカー(分電盤)の交換費用はいくら?
各ブレーカーや分電盤の交換費用についてご紹介します。
本体価格 | 工事費用 | |
アンペアブレーカー | 3,000円~10,000円 | 5,000円~10,000円 |
漏電ブレーカー | 3,000円~10,000円 | 10,000円~20,000円 |
安全ブレーカー | 1,000円~2,000円 | 5,000円~10,000円 |
分電盤 | 20,000円~40,000円 | 20,000円~40,000円 |
※上記の価格はあくまでも目安になります。
業者やメーカー、設置条件によって費用が異なるので、電気工事店に見積もりをしてもらいましょう。
ブレーカー(分電盤)の交換するタイミングは?
ブレーカー(分電盤)の寿命は約13年程度です。
お使いのブレーカーが寿命を迎えている場合や寿命が近い場合は、交換を検討しましょう。
また、下記の症状が現れる場合は交換のタイミングを迎えています。
チェックしてみましょう。
- 分電盤から異音がする
- 分電盤から異臭がする
- 分電盤が異常に熱くなっている
- 分電盤の開閉がスムーズにできない
- 分電盤の外観が変色している
- 分電盤の表面が異常に変色または焦げている
- 何回もブレーカーが落ちる
- 照明が急に明るくなったり、暗くなったりする
- 電気器具に触るとピリピリする
1つでも思い当たる場合は、交換のタイミングです。
電気工事店に相談しましょう。
寿命や故障以外でも交換するタイミングがあります。
コンセントの電圧を100Vから200Vに変更したときにブレーカーをそのまま使用すると、電気がショートしてしまい火災につながる恐れがあるので、非常に危険です。
そのため、ブレーカーを必ず交換しましょう。
また、電気器具の消費電力が増えて既存のブレーカーでは対応が難しくなった場合に、契約アンペアを変更する場合が多いですがそれに伴い、ブレーカーを交換する必要があります。
ブレーカー(分電盤)を交換する前に確認すること
ブレーカー(分電盤)を交換する前に確認することがいくつかあります。
設置場所
ブレーカー(分電盤)を交換する時は、基本的に同じ場所に設置することが多いので問題ないかと思いますが、既存設置場所や位置を変更する場合はその場所で問題ないかしっかり確認しましょう。
下記の場所は、トラブルが発生しやすいため避けてください。
粉じんなどが入りやすい場所
小さな子供の手が届かない場所
一度にたくさんの電流がブレーカーに流れると発熱することがあります。
そのため、熱がこもりやすく温度や湿度が高い場所に設置してあると、火災につながる恐れがあるので注意しましょう。
風通しの良い場所にブレーカーを設置してください。
また、分電盤のフタを頻繁に開閉するとホコリや粉塵がたまりやすくなり、漏電につながる可能性があります。
頻繁な開閉は控えるようにしましょう。
子供のイタズラなどでブレーカーのスイッチを無駄に何度も入・切を行ってしまうとスイッチの消耗が早くなります。
子供の手が届かない高い位置に設置をしてください。
分電盤の大きさに変更がある場合
分電盤を交換する場合、既存の分電盤よりも小さい分電盤を設置してしまうと、壁に付いた跡が目立ってしまうことがあります。
そのため、既存の分電盤と同じサイズの分電盤または、少しサイズが大きい分電盤を選びましょう。
もし、既存の分電盤よりも小さいサイズを設置する場合、跡が気になる方は壁紙の張り替えも同時に行うことをオススメします。
ただし、壁紙の張り替え費用が追加で必要になるので、見積もりを取りましょう。
ブレーカー(分電盤)の寿命を把握して、適切な時期に交換しよう
今回の記事では、ブレーカーの交換費用や交換のタイミングについてご紹介しました。
分電盤には、3つのブレーカーが収められており、それぞれ役割があります。
ブレーカーの役割おさらい
- 「アンペアブレーカー」…家全体の電気を管理
- 「漏電ブレーカー」…建物内の電気器具や配線の漏電を素早く感知・遮断
- 「安全ブレーカー」…各コンセントまでの電気を管理
ブレーカーの交換費用は以下の通りです。
本体価格 | 工事費用 | |
アンペアブレーカー | 3,000円~10,000円 | 5,000円~10,000円 |
漏電ブレーカー | 3,000円~10,000円 | 10,000円~20,000円 |
安全ブレーカー | 1,000円~2,000円 | 5,000円~10,000円 |
分電盤 | 20,000円~40,000円 | 20,000円~40,000円 |
上記の価格はあくまでも目安になり、業者やメーカー、設置条件によって費用が異なるので、電気工事店に見積もりをしてもらいましょう。
ブレーカー(分電盤)の寿命は約13年程度。
お使いのブレーカーが寿命を迎えている場合や寿命が近い場合は、交換を検討しましょう。
また、分電盤から異音や異臭、何回もブレーカーが落ちるなど、不具合が発生する場合も、交換のタイミングを迎えています。
また、ブレーカーを交換する時は、設置場所や分電盤の大きさに注意しましょう。

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