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ウッドデッキの設置費用はいくら?大きさ・素材別での相場まとめ

ウッドデッキの設置費用はいくら?大きさ・素材別での相場まとめ

庭にウッドデッキがあれば、アウトドアリビングや洗濯物干し、子供の遊び場など様々な使い道があります。
ウッドデッキは追加で取り付けることも可能ですので、現在の住宅をリフォームする際に設置するのも良いでしょう。

今回は、ウッドデッキの概要や設置にかかる費用、大きさや素材別の相場などについて見ていきます。

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ウッドデッキの概要と用途

ここでは、ウッドデッキとはどのようなものか、素材や用途などについてご紹介します。

ウッドデッキとは?

LIXIL 樹ら楽ステージ参考LIXIL 樹ら楽ステージ
ウッドデッキは、建物の周囲や庭などに設置する木造の床のことです。
住宅の1階とほぼ同じ高さにすることで室内から庭へ出る動線として使うことができ、様々な用途で活用できます。
設置に要する日数はだいたい2~3日程度で、屋外の工事ですので家具の移動もなく、すでに生活している住宅でも導入しやすいです。

ウッドデッキの素材

ウッドデッキはその名の通り、木材や木材風の素材を使用します。
このうち、天然木には重量があって耐久性が高いハードウッドと手ごろな価格で肌あたりも柔らかいソフトウッドがあります。
一方、耐久性や価格のバランスが良く、見た目も天然木に近い人工木材も人気です。

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ウッドデッキの用途と広さ

ウッドデッキは庭に十分なスペースがあれば、比較的自由にサイズや形状を決めることができます。
そのため、サイズを決めるときにはどのような用途になるのかを考えてから検討すると良いでしょう。
例えば、リビングに面した窓に合わせてウッドデッキを作り、椅子やテーブルを置いて食事やお茶を楽しみたいのならば、これらの家具が置けて想定している人数がくつろげるくらいの広さが必要です。

また、子供用のビニールプールを置いて遊ばせるのならば、プールが置ける程度のサイズがあれば良いでしょう。庭に出入りしやすくするために、階段や一段低いローデッキを付けるのもおすすめです。
周囲にフェンスを付ける場合には、柱が邪魔をして使えるスペースが狭くなってしまうため、完成予定より一回り広いサイズにしておきましょう。

ウッドデッキにかかる費用

費用イメージウッドデッキの設置やメンテナンスには、どれくらいの費用がかかるのでしょうか。費用の内訳と概算を見ていきましょう。

ウッドデッキの設置費用内訳

ウッドデッキを設置する際、ほとんどの人が業者に施工を依頼します。
そのため、設置費用というのはウッドデッキ本体の商品価格と設置工事費用ということになります。

また、フェンスや床下囲い、収納蓋、ステップやローデッキ、屋根などのオプションを依頼した場合は別料金です。
業者にもよりますが、一般的にはフェンスが1mあたり2万円前後、床下囲いが1間あたり1万円前後、収納蓋が7~8万円前後、ステップが3~5万円前後、屋根が10万円~となります。

場所によっては、設置する前に基礎工事が必要なこともありますし、搬入や駐車場代が別料金となることもありますので、きちんと見積もりを取った方が良いでしょう。

メンテナンスにかかる費用

ウッドデッキのメンテナンスは、耐久性を高めて綺麗な状態を保つためにも欠かせません。
人工木材の場合にはメンテナンスを必要としないこともありますが、天然木の場合は木材を保護するために定期的にオイルステインやペンキを塗ると良いでしょう。

オイルステインは腐食の防止と艶出しに効果があり、ペンキには防虫や紫外線対策などの機能が付いたものがありますので、用途に応じて選べます。
業者に施工を依頼した場合、1平方メートルあたり5,000円前後、補修や床材の張替えは1か所あたり1万円前後です。

サイズ別のウッドデッキの相場

ウッドデッキのサイズごとに工事費を含めた設置費用の相場を見ていきましょう。
オプションを含めず、おおよその目安として相場を見た場合、2坪のウッドデッキでかかる費用はおよそ18万円です。

一方、3坪のウッドデッキになると30万円、4坪のウッドデッキで39万円程度となります。
一般的に、ウッドデッキのサイズが大きくなるほど単価は割安になる傾向です。
ただし、使用する素材やオプションの有無によって金額に大きな開きが生じるため、中には3坪程度のウッドデッキで70万円近い金額になるといったケースも見られます。

素材別のウッドデッキの相場

木材ウッドデッキは素材によってもメンテナンスの頻度や耐久性、使用感が異なります。
ここで、素材別の特徴とウッドデッキ設置費用の相場を見ていきましょう。

ハードウッド

ハードウッドは天然木の一種で、硬い材質の木材です。強度や耐久性に優れていますので、重い荷物や家具を置く場合、大人数での使用を想定している場合に向いています。風雨や紫外線にさらされることを考えると、ウッドデッキの素材として非常に優れていると言えるでしょう。

一方で、重量がありますので伐採や加工に時間がかかり、ソフトウッドに比べて施工費が若干高くなる傾向が見られます。ハードウッドの相場は、原材料が1平方メートルあたり1万5,000〜3万円、施工費が3~4万円前後となり、設置費用はだいたい5~7万円です。

ソフトウッド

ソフトウッドはハードウッド同様に天然木の一種です。軽くて肌あたりが柔らかく、加工も容易で施工費が安いのが特徴ですが、傷がつきやすいのでメンテナンスの間隔が短く、重さのあるものを乗せるのには向いていません。
ソフトウッドの相場は、原材料が1平方メートルあたり1万5,000〜3万円、施工費が2~3万円前後となり、設置費用はだいたい4~6万円です。

人工木材

人工木材は天然木を原材料として使用した合成材で、耐久性の高さと耐腐食性、コストパフォーマンスの高さから人気の高い素材です。
見た目や質感、熱の伝わり具合が天然木とほとんど変わりませんし、カットした切り口も木目になっていますので、いろいろなデザインに加工できます。
価格帯の幅が広いですが、一般的な相場としては原材料が1平方メートルあたり1〜4万円、施工費が2~3万5,000円前後となり、設置費用はだいたい3~7万円です。

ウッドデッキを設置するときの注意点

注意点ウッドデッキは用途が多彩で便利な設備ですが、注意すべきポイントがいくつかあります。
まず、設置場所をどこにするかが重要です。

一般的には、リビングから外に出られるように設置することがほとんどですが、外から見えやすい場所や日差しが強すぎる場所では外で快適に過ごすことができずに使用頻度が減る可能性があります。

人目が気になる場合には目隠しやフェンスをつける、日差しが強い場所では屋根をつけるなど、追加のオプションが高額になる可能性を考慮しておきましょう。
雑草が生えやすい場所に設置する場合は、下を砂利やコンクリートにするか、防草シートや床下囲いをつけておくと、きれいな外観を保つことができます。

また、ウッドデッキはメンテナンスがあまり必要ない素材でもこまめな掃除が必要です。裸足で歩くことが多いので、定期的にデッキブラシで磨き、ささくれをやすりで削りましょう。
長く安全に使うためにも、天然木ならば2年を目安に塗装を行い、3年に1回程度は腐食や虫食いなどがないか確認することも大切です。

ウッドデッキは経年劣化や用途を考えて設置しょう

ウッドデッキの設置費用は素材や広さによって変わってきますが、初期費用だけでなくメンテナンス費用も含めて考える必要があります。
素材の価格や耐久性を良く検討してから決めていきましょう。

また、ウッドデッキを広くするとその分庭のスペースが狭くなりますし、予算重視で狭いサイズを選べば使い道が限られてしまいます。
長く快適に使うためには、どういった使い方をしたいのかをまず決めて、それに合ったサイズ選びをすることも大切です。

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