換気扇 お風呂

お風呂の換気扇は24時間回した方がいい?換気扇の正しい使い方とメリット

お風呂はお家の中で一番リラックスできる場所ではないでしょうか。

しかし、お風呂は湿度が高く、カビや臭いが発生しやすい場所です。
そんな時に欠かせないのが「換気扇」ですよね。

でも、電気代が高くなりそうだからと付けたり消したりしていませんか?
実は、お風呂の換気扇は24時間回しておくことが良いとされています。

お風呂場を清潔できれいな状態をキープして気持ちよく使うためにも、正しい換気扇の使い方を知ることは大切です。
換気扇を24時間回した場合の電気代、メリットとあわせてご紹介します。

お風呂の換気扇を24時間回すと得られる4つのメリット

お風呂は湿気がたまりやすい場所であるため、換気扇は24時間回しっぱなしにしておくことが非常に効果的です。
換気扇を24時間回す4つのメリットをご紹介します。

カビの発生を抑える

換気扇を回すことで浴室内にたまった湿気を外部へと逃がすため、カビの発生防止に繋がります。
しかし、お風呂の入浴後、30分~1時間程度しか換気扇を回さないという方も多いのではないでしょうか。

換気扇の効果は回している時のみ効果を発揮しますので、止めた瞬間から湿気はお風呂場にとどまってしまいます。
たった1時間でも換気扇を切ってしまえば、カビが発生するには十分な湿気の量に達してしまいますので注意が必要です。

換気扇を24時間回してお風呂場を乾燥させておくことで、カビの発生や繫殖を抑えることができます。

お風呂掃除が楽になる

換気扇を24時間回せば、カビの発生や繫殖を抑えることができるので、お風呂場のお掃除が楽になります。

お風呂場のお掃除はなかなか面倒なものです。
その上、カビが発生していたら嫌な気持ちになり、お掃除がもっと億劫になってしまいますよね。

換気扇を24時間回してカビを防ぐことができれば、毎日のお風呂掃除も楽になるでしょう。

嫌な臭いを抑える

お風呂場はきれいにお掃除をしているつもりでも、髪の毛や使用後の石けんカス、アカなどが排水口に付着し、嫌な臭いが発生してしまいます。

根本的な臭いの原因を取り除くことはできませんが、換気扇を24時間回しておけば換気と臭いが同時に外部へ排出されます。
そのため、お風呂場内に嫌な臭いがとどまる心配がありません。

嫌な臭いに気付いてから換気扇を回しても、なかなか臭いは消えません。
24時間換気扇を回しておけば、そんな心配もいらず、お風呂場を快適な状態で保つことができます。

家の寿命が延びる

お風呂場の換気扇は浴室内ではなく、木材を使用している場合は家全体にも影響を与えてしまう可能性があります。
木材は外気温の影響を受けにくいのですが、基本的に湿気に弱い性質を持っています。

木造住宅場合、十分な換気が行われていないと湿気がこもってしまい、木材にダメージを受けてしまいます。
お風呂場のつなぎ目や亀裂から湿気が家の裏側まで浸透してしまい、柱が腐ってしまうケースも実際にあるので注意が必要です。

さらに、湿気を含んだ木材は、シロアリにとって絶好の繁殖場所になりますので、湿気をためないように心がけましょう。

湿気は家の寿命を縮めてしまうこともあるので浴室の換気をしっかり行いましょう。

24時間換気扇を回しておくことで、お風呂場が乾燥している状態になり、木材に湿気が広がることを防ぎます。
したがって、家の老朽化を防ぎ、寿命を延ばすことができます。

換気扇を24時間回すと電気代はどれくらい?

換気扇を24時間回した方がメリットを得られることが分かりましたが、電気代が心配になりますよね。
換気扇は消費電力が20W前後と少ないため、24時間換気扇を回していても、1ヶ月の電気代は約400円程度です。

20W × 24時間 × 30日 = 14.4kWh
1khw27円で計算すると、1ヶ月の電気代は388円になります。

1ヶ月400円程度でお風呂場を清潔に保ち、掃除が楽になるのであれば、決して高い電気代ではないと思います。

また、最新の機種では1~4Wという少ない消費電力で使用できる省エネタイプもあります。
本体価格は高くなりますが、節電や省エネにこだわりたいという方は交換を検討してみても良いかもしれません。

換気扇を止めた方が良い場合

基本的にお風呂の換気扇は24時間回しておくことが大切ですが、下記の状況の場合は運転を一時停止しましょう。

強風や台風が来ている時

風が強い時や台風の時に換気をしていると、風の影響でプロペラが逆回転してしまい、故障の原因に繋がります。
強風や台風が来ている時は、換気扇の運転は停止してください。

また、換気口から風や雨が逆流してしまい、雨水やホコリが室内に入り込んでしまうことがあります。
各部屋の換気口を閉じておきましょう。
強風や台風が収まったら、換気扇の電源を入れ、換気口を開けてください。

入浴中に寒さを感じる時

入浴中に肌寒さを感じる場合は、換気扇の運転を停止しましょう。

暖かい部屋から寒い浴室に行くと、温度差に思わず震えてしまうことがあります。
この温度差が、実は高齢者にヒートショックを引き起こしてしまう原因にもなります。

高齢者の方と暮らしている方は、注意が必要です。
寒いと感じた時は迷わず、換気扇を運転を停止してください。

また、入浴中本体から水滴が落ちる場合などは、24時間換気の一時停止をオススメします。

換気扇の正しい使い方

窓やドアを閉めて換気扇を回す

早く換気を行おうと、お風呂の窓やドアを開けたまま換気扇を回していませんか?

窓を開けたまま換気扇を回してしまうと、窓周辺の湿気だけが外に出るため、お風呂場全体の湿気をとることができず、とても非効率です。

また、窓と同様にお風呂場のドアを開けて換気扇を回す場合も、脱衣所に湿気が流れてしまい、脱衣場にカビが発生してしまう原因になります。

お風呂場の窓や扉を全て締め切って換気扇を回せば、湿気の逃げ道がなくなり、外部へ効率的に流れていきます。
ただし、換気には新しい空気も必要なため、浴室ドアの下にあるすき間(ガラリ)を通して空気が室内を循環します。
浴室ドアにあるガラリは、塞がないようにしてください。

逆に言えば、冬場やエアコンで部屋が乾燥している場合には、お風呂場のドアを開けて置くことで部屋を加湿することも可能です。

しかし、お風呂場の窓やドアを閉めて換気扇を回す方法が正しい使い方です。

お風呂場の空気が通る道を清潔にする

お風呂場の空気が通る道が汚れていたりカビが発生していると、換気の際に汚れやカビの原因となる胞子も空気と一緒に広がってしまいます。
カビを発生させないために換気をしているのに、意味がなくなってしまいます。

換気扇本体や浴室ドアのガラリを常に清潔に保つことが重要です。
定期的にお掃除をして、きれいにしておきましょう。

こまめに換気扇をお掃除する

お掃除の目安

浴室換気扇の場合

週に1回本体カバー(ルーバー)のお掃除
年に1回換気扇本体や内部のシロッコファン(羽根)のお掃除

浴室暖房乾燥機の場合

週に1回外側のパネルのお掃除
月に1回フィルターのお掃除

お掃除の方法・手順

用意するモノ

  • 手袋
  • 掃除機
  • スポンジ
  • 柔らかい布
  • 浴室用中性洗剤

お掃除する際の注意ポイント

注意ポイント


感電やケガの恐れがありますので、必ず換気扇の電源を切って、ブレーカーを落としてからお掃除を行いましょう。
浴室換気扇用の子ブレーカーを落としてください。
換気扇は電気機器のため、水や洗剤を直接吹きかけると故障の原因に繋がります。
換気扇内部は、洗剤を染みこませた布を使ってお掃除しましょう。
水で洗ったパーツ(本体カバーなど)は、よく乾かしてから換気扇本体に戻してください。

浴室換気扇

シロッコファンを外すことができない換気扇の場合

step
1
本体カバー(ルーバー)を外す


まず本体カバー(ルーバー)を外してください。
浴室用中性洗剤を染みこませた布で汚れを拭き取り、乾いた布で水気をしっかりと拭き取りましょう。

step
2
換気扇内部(シロッコファン)を掃除する


浴室用中性洗剤を染みこませた布でファンについた汚れを拭き取りましょう。
その後、乾いた布で水気をしっかりと拭き取り、ファンを乾燥させてください。
※汚れがひどい場合は、ホコリを掃除機で吸い込んでからお掃除を行いましょう。

step
3
本体カバー(ルーバー)を戻してお掃除完了!


本体カバー(ルーバー)を戻したら、お掃除は完了です。
ブレーカーを戻し、換気扇の電源を入れましょう。

シロッコファンが外せない換気扇は、ずっと高い位置にあるファンを見上げながら掃除しなければなりません。
非常に大変な作業になりますので、日ごろからこまめにお掃除することを心がけましょう。

シロッコファンを無理矢理外してしまうと、元に戻せない場合があります。
ファンを外さないとお掃除が難しいひどい汚れの場合は、お掃除のプロにお任せするのもオススメです。

シロッコファンを外すことができる換気扇の場合

step
1
換気扇のパーツを全て外す


本体カバー(ルーバー)、オリフィス、シロッコファンの順番でパーツを外します。
※メーカーや機種によってパーツの取り外し方が異なりますので、使用している換気扇の取り扱い説明書を確認しましょう。

step
2
パーツをつけ置き洗いする


本体カバー、オリフィス、シロッコファンを浴室用中性洗剤につけ置きし、汚れをスポンジで落としてください。

step
3
換気扇内部の汚れをふき取る


シロッコファンを戻す前に、換気扇内部についた汚れやホコリを浴室用中性洗剤を染みこませた布で拭き取りましょう。

step
4
換気扇のパーツを全て戻してお掃除完了!


本体カバー(ルーバー)、オリフィス、シロッコファンを戻したら、お掃除は完了です。
ブレーカーを戻し、換気扇の電源を入れましょう。

シロッコファンが取り外せないタイプの換気扇より、お掃除は比較的簡単です。
最初はパーツの取り外しに時間がかかると思いますが、こまめにお掃除をしていれば、高い位置での作業も慣れてくるかと思います。

浴室暖房乾燥機

step
1
パネル全体を拭く


水を含ませた柔らかい布を固く絞ってから、吹き出し口の目に沿って拭いていきましょう。
目立つ汚れはホコリや水滴が乾いた跡などです。
※吹き出し口の目やくぼみが入り組んでいる部分は、綿棒使うと汚れを取りやすいです。

step
2
フィルターを外してホコリを取る


掃除機を使って、フィルターに付いたホコリを吸い取ります。
水を含ませて固く絞った布で拭き取ってください。
※汚れがひどい場合は、浴室用中性洗剤を薄めたぬるま湯にフィルターを浸しましょう。
スポンジなどでやさしく洗ってください。

※メーカーや機種によってフィルターの取り外し方が異なりますので、使用している浴室暖房乾燥機の取り扱い説明書を確認しましょう。

step
3
フィルターを戻してお掃除完了!


フィルターをよく乾かしたら、本体に戻してお掃除は完了です。
ブレーカーを戻し、浴室暖房乾燥機の電源を入れましょう。

※フィルターが濡れたままだと機能の低下や故障に繋がりますので、しっかり乾かしてから本体に戻しましょう。

お風呂の換気扇を24時間回してカビや嫌な臭いを予防しよう

今回の記事では、お風呂の換気扇の正しい使い方やメリット、お掃除方法などについてご紹介しました。

浴室の換気扇を24時間回すことで、お風呂場のカビや悪臭を抑え、家の寿命を延ばすことができます。
電気代が心配になりますが、1ヶ月の電気代は約400円程度。
清潔性やお掃除の手間を考えれば安いものです。

また、こまめにお掃除をすることで、換気扇本体やお風呂場を清潔に保つことができます。

お風呂場の嫌な臭いやカビ予防のためにも、お風呂の換気扇を正しく使ってくださいね。

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